淀川長治が遺してくれたこと/佃義則

サヨナラ×3でおなじみの、映画評論家、淀川長治について書かれた本です。
今まで、氏の生き方とかを知らなかったので興味がありました。

以下の二つの言葉には、感動しました。
・未だかつて嫌いな人に会った事はない
・人を他人と思うと愛が生まれない。人間には他人はない。

後は、いいところを見つけて、それを褒めるやり方ですね。
彼は学校を出ておらず、全て映画から人生を学んだと言います。
学校ではなく、全て実践で覚えていった事ですから、理屈ではない本来のあるべき姿が彼には見えていたのではないでしょうか。