島崎藤村と養鶏

詩人、小説家の島崎藤村の元に、生活のため養鶏を営んでいるが、早くこの生活から抜け出して作家修業をしたいという若者が藤村のもとに相談に訪れます。

藤村は、何故、全身全霊を傾けて養鶏に精を出さないのか? そうしなければ作家になった時、養鶏について書けないではないか? といったそうです。

今の自分の立場を最大限活用して作家を目指すなら、まずは養鶏を極める事が大事だという事です。

私はこの話を聞いて、自分の立場がこの養鶏を営んでいる人とダブっているように感じました。