感動を与えるということ

世の中にはいろんな職業があって、それぞれが立派な職業だと思うのですが、最近、シンガーソングライターについて考える事が多いんです。

昨日、大崎善生パイロットフィッシュの中にスウェーデンのロックバンドの事に触れたと思うのですが、これはカップル2組(男2人、女2人)の超人気ロックバンドでボーカルの女の子がもう一人の女の子の彼を奪ってしまう。

つまり奪った女の子は同時に2人と男と付き合っているわけで、奪われた女の子は完全に孤立してしまう。しかし、超人気バンドなので、辞めるわけにも行かず、胸の痛みや屈辱感、孤独感と耐えながらツアーを続け、その思いを歌詞として綴り、それをボーカルの女の子が歌って大ヒットするという話なんです。

彼氏を奪われた方は、後世に残るヒット曲を、奪った方は彼氏をゲットできて両者幸せ・・・という事で、主人公の男性は失恋して泣いている女の子を慰めるためにこの話をするのですが、その女の子は、こういう場合、「女の幸せはボーカルの女の子の方で、全然慰めになってなかったわ・・・」という結果に終わってしまいます。